触ってみたけど Advanced／W-ZERO3[es]

ようやく先日ショップまででかけてAdvanced／W-ZERO3[es]を触ってきました。
買う気満々でショップに向かったものの、結局購入保留です。

ショップへ入るとすぐにホットモック2台を見つけることができました。さっそく手に取ると手の中にすっと納まり、親指と人差し指の距離も良い感じです。キーボード部を押すと、W-ZERO3[es]と同じような抵抗感でスライドしてキーボードが出現しました。

htc Zと若干形状と配置は異なるものの、フラットなキーの感じが似ていますね。W-ZERO3[es]のキーボードと違い、キーボード上部のスペースが大きいので、わたしの太い指でも問題なく一番上のキーを押すことができるのも良い点です。
キーは少ないものの日本語入力字には特に問題ありません。数字や記号の入力でちょっと戸惑うくらいです。取りこぼしもありませんね。クリック感は軽めで、ストロークが短いこともあってか、すっと文字入力が可能と思われます。Fnの押す回数が多いのですが、これは慣れるしかないのでしょうね。

今回購入保留で帰ってきてしまった訳ですが、わたしがイメージするキータッチとの間に微妙なずれを感じてしまったからなんです。なにがと言われると説明しづらいのですが、一番気になったのはキーの縦方向の長さがちょっとだけ短いせいか、押し込む時に親指が縦方向の隣接するキーに指が触れてしまうので、押し切る時に微妙に躊躇いが出ます。慣れて正確に中心を押すことができるようになれば気にならなくなるのかもしれませんが、わたしの太い指にはW-ZERO3[es]のキーボードの方が向いているように思えました。（数字キーだけは明らかに押しづらいのですけどね）

また本体の正面にあるXcrawlは正直、使いやすいとは思えませんでした。
画面のスクロールは確かに便利なのですが、フォーカスの関係か、スクロールがうまく効かない時があるようです。またメニューやアイコン選択には向いていないと感じました。正直言って上下を押して選択したほうが、正確に行えますから。（わたしは）

確かにAdvanced／W-ZERO3[es]の無線LAN内蔵は捨てがたい魅力なのですが、文字入力の感覚は大切ですからねぇ。しかたない、もう暫く通って(笑)キーに慣れるまで購入を保留することにしますか。