甘味の覚え書き:まるでシトリン(黄水晶)みたいなミカンジャム
箱買いのミカン、気がつくと傷んじゃって、泣く泣く捨てる羽目になった経験ありませんか?
ミカン好きを自認するわたしですが、流石に何キロも頂くと、食べるペースが落ちた時点で生食を諦めてジュースやゼリーでの消費を試します。でもこの季節、寒くって消費が進まないんですよねぇ。
それではと、保存性の良さそうなミカンジャムを試作してみました。
完成したジャムは、綺麗なオレンジ色。シトリン(黄水晶)みたいでしょ。写真のトーストは、ちょっと焼き過ぎて色合いが分かり難いですけど(T ^ T)
とろみを付けるため煮詰める際は、ヘラで混ぜながら必ず中火でグツグツ煮てください。
■ミカン(冷凍ミカンでも可)、砂糖、ポッカレモン
【作り方】
(1)ミカンを剥いて、房をばらす
(2)手鍋に剥いたミカン200gを入れ、砂糖80gを全体にまぶして、弱火で5分間ほど煮て砂糖が完全に溶けたら、火を止め粗熱をとる
(3)ミキサー等に(2)の手鍋の中身を移し、ざっと粉砕する
(4)手鍋に(3)を戻し、ポッカレモン小さじ1杯を加えたら、ヘラで混ぜながら中火でとろみが出るまで煮詰める
表面に浮いてきた白いアクは、スプーンを使ってこまめに取り除くこと
(5)粗熱が取れたら、保存容器に移して完成
冷凍ミカンには、(a)丸ごと凍らせたもの、(b)果皮を剥いて凍らせたもの、(c)更に房(じょうのう)をばらして凍らせたもの、(d)ミカンの缶詰のようにじょうのう膜まで除いて凍らせたものがあると思いますが、このジャムを作る場合は、(b)又は(c)を使ってください。