awk終の住処

電脳小物をこよなく愛して

 テトラ全滅

先月の終わり頃からカージナルテトラブラックテトラの棲む60cmの変形中型水槽の調子が突然不安定になってきました。

最初に変調に気がついたのは、新人のタイガープレコくんが入居僅か1週間で星になってしまったこと。実はこの直前に2年半も棲み続けた前任者のタイガープレコくんが突然星になってしまうというアクシデントがありましたが、同居のテトラ君たちの様子に変わったところはありませんでしたので、その時はこの個体の体調不良だと思ってました。

この水槽の濾過は外掛け濾過装置と底面濾過(吹き上げ式)を組み合わせたもので、我が家の水槽の中でもダントツの水質安定性を誇っていました。それもあって最初は個体の不調を疑ったわけですが、タイガープレコくんたちの連続アクシデントに続き、同じ水槽で4年以上愛嬌を振り撒いてくれたコリドラスステルバイまでが星になるに至り、水槽の水質悪化を疑うしかなくなりました。


それで60cm水槽はいったんリセットすることにしたのですが、水槽に残った10匹のカージナルテトラブラックテトラの引越し先を決めなくてはなりません。急なことなので出来上がった水の入った空き水槽は用意できませんので、運用中水槽のシフトでやり過ごすことになります。
そうなるとレオパードクテノポマが棲む40cm中型水槽を利用するしかありません。レオパードクテノポマには暫くディスカス水槽に同居してもらうことにしたものの問題が一つ、こちらの水槽には4年以上棲み続けているアジアクリスタルキャットがいるのですが、レオパードクテノポマの過去の行状を考えればアジアクリスタルキャットの身が心配です。


あれこれ考えましたが、アジアクリスタルキャットレオパードクテノポマの棲家を交換してからテトラたちを40cm水槽に移すしかなさそうです。万が一テトラたちがなんらかの病気になってしまっているとアジアクリスタルキャットに感染する危険もあるわけですが、時間がありません。気休めにしかなりませんが、テトラたちのヒレやエラ鱗に異常がないことを目視確認して賭けに出ることにしました。


でもその結果、翌日の朝までに引っ越したばかりのテトラたちが次々と星に。そして全滅。やはりすでに体調が思わしくなく、引越しに耐えられなかったということなのでしょう。
実はこれほどの大量死は初めてのことだったので、かなりショックだったのですが、せめてもの救いは、アジアクリスタルキャットたちには何の異常もなかったことでした。


まだまだ未熟ということなんでしょう。魚達に天寿をまっとうさせられるよう、更なる精進をしなくてはいけませんね。