awk終の住処

電脳小物をこよなく愛して

PSP Wipeout Pure を入手

 PSPはせっかく無線LANを搭載しているというのに、対戦プレイやシステムのアップデートにしかネットワークを使えないことは以前書いたと思うのですが、これってやはり残念ですよね。
とはいえ開発環境は無いし、どうしようもないとあきらめていたのですが、ある日「Expired」という記事を目にしました。
ふむふむ。ほうほう。でも「Wipeout Pure」って何??


調べてみると、これレーシングゲームなんですね。4月7日に発売http://www.playstation.jp/psp/title/ucjs10007.htmlとあるじゃないですか。これはぜひとも買ってみなくっちゃ。


で昨日量販店を覗いてみたのですが、パッケージが見当たりません。店員さんに聞くと、在庫切れみたいです。家に帰ってネットで検索すると、供給が間に合っていないということではなさそうです。のんびりと待つとしましょう。


今日は、近所の大手スーパーに買いたいものがあったので、ついでにおもちゃ売り場を覗いてみると、「Wipeout Pure」が普通に売られていそうな雰囲気です。試しに店員さんに聞くと、カウンターの奥の棚を探し始めました。ダメかなと思った瞬間、店員さんが満面の笑みで振り返ります。
その瞳は「もちろん買うんでしょう」と言ってますので、わたしも目で応えます。「はい!」


事の一部始終を見ていた奥さんいわく、あまりにもためらうことなくレジの列に並ぶもんだから、呆気に取られ、止めるきっかけが無かったそうです。やはり、『在庫あります』は強力ですよね。思わぬ収穫に、心も懐も軽く帰宅です。


さあ、さっそく設定開始です。
といっても、今回のWebブラウジングのミソは、DNSサーバを変更すれば良いだけです。わが家のLAN環境ではルータにDNSサーバもさせてますので、優先DNSサーバのアドレスを携帯動画変換君http://www.nurs.or.jp/~calcium/3gpp/index.htmlの作者の方が提供されている、fake DNSサーバを設定するだけです。DHCPの設定もそのまま使えます。


Wipeout Pure を起動して、オンラインメニューを選択するとあっさりと繋がりました。Googleも普通に使えます。システムアップデートをサボっていたおかげで、日本語入力も問題ありません。戻るボタンが無いのがかなり痛いですが、某巨大掲示板のように上位の画面に戻るインタフェースさえ用意されていれば、困ることはないように感じました。


SSLには非対応と聞いていたものの、試さずにはいられませんので、フリーメールでログインを試すと、接続がリセットされ、無線LAN接続選択メニューに戻ってしまいます。これはしかたないでしょうね。PSPhttp*1のようなアプローチであれば、色々な可能性がありますから、先が楽しみですね。


色々な制限があるとしても、HTTPを扱えるネットワーククライアントが存在する意義はとてつもなく大きいと思いました。
ちなみに、Wipeout Pure のゲームとしての評価は? ですけど、個人の嗜好の問題ですから、触れないでおきます。

*1:現時点のバージョンでは、反応遅いのが難点ですけど、バージョンアップに期待です。