SL-C1000 触ってきました。
多分買わないはずなんですが、発売されたSL-C1000を見るために、いつもの量販店のPDA売り場に行ってきました。
三連休の初日だからか、思ったよりも店は空いてましたが、色々なキャンペーンをやっていて、やたら元気なおねぃさんの声が響いています。賑やかな売り場を尻目に、すっかり狭くなってしまったPDA売り場に向かいます。
ありました。
写真で見るより何倍も渋いですね。形はSL-C3000と同じでも、色が違うとこれだけ印象が変わるんですね。個人的には、キーボード周りをもっと黒くしたほうがよかったのではないかと思いますが、そうなるとヒンジの部分の銀色が浮いてしまうのかもしれませんね。ぎりぎりの選択の色調なのでしょう。
内蔵されているアプリを一通り触ってみましたが、追加されたアプリが既にSL-C3000用に無償配布されていることもあってか、特筆するようなことはありません。ただ微妙にキビキビしているようには感じました。値段は49,800円。これを高いと見るか、安いと見るかは個々の感性によるでしょうが、SL-3000に比べると購入を決断しやすくなっているのは、間違いないでしょうね。
えっ、わたしは買いませんよ。いや、本当ですって。
だって今日、iPod Shuffle 1GB買っちゃいましたもの。おっとその話は後程。
ところで、SL-C1000のパンフの裏を読んで初めて知ったのですが*1、MIシリーズやコミュニケーションパルからザウルスのPIMデータを赤外線通信で移行できるんですね。
さらに驚いたのが、有料とはいえ、PIシリーズザウルスのデータ移行サービスをシャープさんがやられていることです。既存のユーザを大切にしているのか、旧ユーザの囲い込みをしたいのかは分かりませんが、やはり日本発のマシンなのだと改めて感じました。*2
CLIEの新製品投入が途絶えたた後、どんどん狭く品数が減り続けるPDA売り場は、今ではほとんど電子辞書売り場と化しています。新発売されたばかりのSL-C1000はかろうじて目立つように展示されてますけど、それでもほとんど電子辞書に紛れるように置かれていることに変わりはありません。
どうなんでしょう。今日のあの展示でいったい何人の人の目をひけたのでしょうか。いつの日か、PDAが通販でしか買えなくなってしまうかもしれませんね。
いや、製品ジャンルそのものが途絶えてしまうかもしれません。もちろんそうはなって欲しくはないですけどね。