awk終の住処

電脳小物をこよなく愛して

PSP 「新・英雄伝説Ⅲ 白き魔女」

ちょっと暇つぶしに入ったゲーム屋さんのPSPコーナーで、「新・英雄伝説Ⅲ 白き魔女」が発売されていることを知りました。以前、今PSPでほしいソフトは無いなんて書きましたが、このゲームは欲しいです。


英雄伝説は、NEC PC-98を使っていた頃に気に入っていたゲームの一つで、最近、携帯のVodafone向けにポーティングされたのを知って、なんだか凄い時代になったものだと思ってました。でもPSP向けソフトは、本体の前倒し発売や品薄の話題の方にばかり目が行き、少々チェックが甘かったですね。


名作と言われるこのゲームも、今時のゲームに比べると、かなりあっさりとした内容であったのは間違いありません。
英雄伝説が発売された頃は、5インチのFD数枚に収まるゲームがほとんどでしたから、正直な話、シナリオがしっかりしたゲームは、そう多くはありませんでした。*1
厳しい容量制限なかで、このゲームは非常に良く作り込まれた、製作サイドの拘りのようなものを感じさせられたゲームでした。


その頃よくあった、輸入物のRPGのように、ひたすら敵を倒し続けているわりに先がさっぱり見えてこないゲーム*2と違って、ほとんど小説のように展開するこのゲームの登場はちょっと驚きでした。戦闘はこれまたシンプルで、レベルアップも簡単ですから、先も読み易くストーリーに没頭しやすいところがお気に入りでした。


PSP用にどういったチューニングがなされているか興味津々です。

*1:リバーヒルソフト社のADVGで今では携帯のJavaアプリにも移植された、J・B・ハロルドシリーズはジャンルこそ違うものの、本当に良いゲームでしたねぇ。特にマンハッタンレクイエムは未だに、わたしの中でNO.1です。

*2:一番長くやったゲームは、海外のとある有名なゲームの和訳版。半年近く戦い続けたあげく、泉を覗き込んだらアヒルに変身させられて、その変身を解くのにまた一月、、、なんていうのがありました。この時間、けっしてゲーム中の時間じゃありませんよ。実時間です。